2017年も終わる最後の3日間、山陽・山陰の旅へ出かけてきました。
岡山で新幹線を降り、バスに乗車、広島・山口・島根を巡る旅でした。
初日の尾道市では文学のこみちのある千光寺公園内の頂上展望台から、中腹にある安藤忠雄氏設計の尾道市立美術館越しに瀬戸内の雄大な景色を眺めました。午後は広島市へ移動して平和記念公園、原爆ドーム、平和記念資料館を見学しました。
2日目は宮島の厳島神社、岩国の錦帯橋、秋芳洞、3日目は萩の松下村塾、松陰神社、津和野の街並み散策といった行程でしたが、何といっても初日の平和記念資料館が一番心に残りました。
同資料館には2016年に来日されたオバマ大統領が折ったとされる折鶴もありましたが、展示品の中には目を覆いたくなるような写真も数多くありました。
何も罪のない人たちが一瞬にして命を落とすという残酷な悲劇が73年前にあったわけですが、今自分が普通に生きられること、こうして旅行に来られることの日常に深く思いを寄せる3日間でした。