私、6月21日で60歳になりました。いわゆる定年、リタイア、第二の人生の始まりです。嫌でも人生の節目を意識せざるを得ません。
今まで、その都度或いは振り返ってみても、節目と意識することの少なかった私にとって、後にも先にもないくらいのはっきりとしたものを感じています。
そして、何よりも意識するのが寿命です。平均寿命からすると、生きられて後約20年。そのうち健康体で居られるのは、一体何年なんだろうと。
そう考えると、残された時間は決して多くなく、限られます。
私は、人生設計も特になく、また趣味の幅も狭い人間ですが、ひとつだけ約35年間続けてきたことがあります(何かは秘密です)。それを体の動く限りやり続けよう、若いころのようにはいかないまでも少しでも輝きを取り戻せたらと、今思うところです。
知人に66歳と67歳の方がおり、非常に頑張っておられます。そこまでは無理にしても、多少の努力はしなければとこの私にして思っています。
今更「生きがい」でもないですが、何か一つや二つ残りの人生に付き合ってくれるものが必要な気がしてきました。