会社概要

あいち生物多様性認証企業

小原木材株式会社はあいち生物多様性認証企業として認証されています。(認証番号 22-2-06)

小原木材の主な取り組み

 

1:地域産材の積極的な利用
日本には整備が行き届かず放置された森林が多くあります。整備されない人工林は、日光が林内に入らないため他の植物が生育しづらく、虫や動物など他の生物も生育が難しい環境となり、生物多様性が失われた森となってしまいます。地域産材を積極的に利用することは、地元の森林環境を改善し、生物多様性へ貢献することにつながります。
小原木材では愛知県産材認証機構の認定を受け、愛知県産の木材「あいち認証材」を取り扱っています。また、あいち認証材を積極的に利用した住宅・非住宅の建築も行っています。

また、NPO法人アースワーカーエナジーが行っている奥山への植樹活動について、植樹予定地を整備する際に伐採された丸太を積極的に利用しています。
NPO法人アースワーカーエナジーでは毎年天使の森で広葉樹などの苗木の植樹活動を行っており、次回の植樹地を準備するため人工林の伐採を行っていますが、そのままでは伐採木の出口がなく、林地残材として山に捨てられてしまいます。小原木材ではこの植樹地の伐採木を積極的に利用しています。

 

2:CO2貯蔵や環境負荷低減への貢献
小原木材で取り扱っている木材の多くは岡崎市産材、愛知県産材です。社内にも地域産材の活用に関するパネルを常時展示しています。地域産材の場合、運搬の際に排出されるCO2が外国産材よりも少なくなります。地域産材を積極的に利用することは、運搬時の環境負荷の低減につながります。また、地域産材の積極的利用は地元の林業の活性化につながり、地域の山の整備の促進にも寄与することができます。

また、樹木は光合成によりCO2を取り込みますが、この樹木を伐採し木材として建築物等に利用することで長期的にCO2を貯蔵することができます。愛知県では「あいち認証材CO2貯蔵量認定制度」を実施しており、小原木材でも毎年認定証を交付していただいています。

小原木材では「陽と風の家」の設計・施工を行っています。「陽と風の家」では「豊かに・快適に」「環境にやさしい」「自然と共にある」「体にやさしい」「未来につながる」「安心な暮らし」の6つの観点から設計工夫がされています。地域産材を使って家を建てる、地域の植生を活かした植栽を行うなど、地域の自然環境と調和した建築をご提案しています。ほかにも自然エネルギーを生かしたパッシブデザインを取り入れた設計や自然素材の使用など、体にやさしく環境にもやさしい建物づくりを行っています。

 

3:希少種の保全
天使の森には環境省レッドリスト 絶滅危惧Ⅱ類(VU)のキンランが生育しており、小原木材ではこのキンランの保全活動を行っています。
モニタリング、柵の設置、天使の森の入り口に設置した看板による希少種の一般市民への紹介など、専門家のご意見も参考にしながら保全活動を行っています。

 

4:NPOとの協力
小原木材ではNPO法人アースワーカーエナジーが行う山づくりボランティアに参加したり、植樹活動のためのどんぐり採集、ポット植え、苗木育ての協力・支援を毎年行っています。
NPO法人アースワーカーエナジーは額田地域にある天使の森で毎年植樹を行っていますが、この植樹で植えるためのどんぐりを小原木材では額田地域まで行って採集しています。
ポット植えや水やりを行い、NPO法人アースワーカーエナジーが11月に行う植樹イベントで植えるまで1~2年育てます。

このほかにも様々な活動を行っています。小原木材では今後もこれらの活動を継続的に行い、持続可能な循環型の資源利用を目指してまいります。

 

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