7月に大学時代のゼミOB会で台北に行ってきました。
このOB会では、5年に1度旅行を計画しますが、卒業して35年の今年は、恩師の教授(リタイアされています)が81歳と高齢であり、今後、遠方へ出掛けるのは難しくなるとの言葉があり、思い切って台北に決定しました。
参加した『おじさんOB』は、総勢13人でしたが、メンバーのほとんどが旅行中は、酒浸りでした(勿論、私もです)。
初日のセントレア(中部国際空港)では、天候の関係で出発時刻が遅れるとのアナウンスがあり、おじさん達が考えたのは、朝からビールを飲む事です。
レストランの『ほろ酔いセット』を注文し、ビールの追加を繰り返し、ほろ酔いでは無い状態になったのは、言うまでもありません。
旅行中は、暑いと言っては、ビールを飲み、食事が美味しいと言っては、紹興酒を飲み、ホテルの直ぐ横にセブンイレブンと全家(ファミリーマート)があるから都合が良いと言っては、ビールを飲んでいました。
日頃、配偶者様からコレステロール、血糖値、血圧等を厳しく管理されている『おやじ』達は、規制が解かれ全くの放し飼い状態です。
こんなおじさんの集団ですがアルコールばかりでなく観光もちゃんとしました。
忠烈祠(ちゅうれつし:戦死した英霊をまつる祠)での衛兵の交代式は、驚きです。行進は、静けさの中で軍靴の音だけが響き、全く乱れの無い行動です。
地面にラインがあったのですが、これは、書いたのでは、無く衛兵が歩いた跡だそうです。また、小銃に銃剣を装着してのガンドリルは、見ているだけでヒヤヒヤです。
この他にジブリ映画『千と千尋の神隠し』に雰囲気が似ていると話題の九份の夜景は、とても綺麗で印象に残っていますが、狭い路地を歩いても日本語ばかりが聞こえたのには、複雑な気持ちになりました。
食事の中華料理は、どこも美味しいお店ばかりでしたが、おやじには、似合わない台北で人気のマンゴーかき氷を食べようと意見が出てスイーツ専門店に入り、出てきたかき氷の量を見た時は、びっくりです。
ハーフサイズを注文したのですがあまりに多く5分後には、全員頭を押さえ残さず食べようとしている次第です(おじさんは、食べ物を粗末にはしません)。
あっという間に終わってしまったOB会旅行でしたが、帰りの飛行機の中では、5年後の卒業40年の計画に盛り上がりました。