3月の10日11日の二日間、建築部の協力会の総会に伴う旅行で30人程で東京にやって来ました。この計画はちょうど一年前に行われる予定でしたが、震災にかち合い中止されていたものです。震災後様々な自粛と被災地への配慮がなされて来た中、旅行で東京に向かうのもどうかと思いましたが、あえてこの日に、そして、全く昨年の行程にしたのは、被災してない地域の私達が記憶にしっかりと残すのに、いい方法かと思い執り行いました。スカイツリーの間近に立った時、あの地震の中で634mのこの鉄塔が今日の制震技術によって立ち続けて来た実感を得ました。そんな中、私達建築に関わる人は、いつ来るか分からない災害に対する心構えと、対応の大切さを深く知るきっかけとなりました。