基礎は文字通り家のいしづえ(礎)です。基礎には家の全ての荷重が掛かってきます。それを支えて力を大地に伝える役目を果たします。
もともとは古い神社や仏閣に見られるような柱の下にある礎石がそのはじまりです。柱を礎石で支える形から、土台を礎石で支えるようになり、土台全体を支えるように板状の石などを敷き詰めるようになりました。
当社では120mm角の土台に対し、ベタ基礎の立ち上がりの幅は150mmを標準としています。
丈夫な基礎を作るには、コンクリートを打設後の養生が大切です。特に水分を十分に与えること。コンクリートは打設後の水和反応によって時間を掛けて硬化していくので、養生中、特に夏場は蒸発によって水分が不足するのを防ぐ必要があります。