家づくり便り

~S邸 vol.2 屋根工事 ~ ASJ岡崎スタジオ便り

お待たせしました。今回は前回予告した屋根工事のご紹介です!

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S邸の屋根は一般的な住宅の屋根よりも面が多く複雑な作りとなっていますが、細部までこだわりのポイントがあります。

まずは軒先について。一番端の部分ですが、こちらは一枚の板金を折り返して作っています。工場で作る既製品ではなく、職人の方が手加工で作ることで一体感のある屋根となっています。


ほかの細かい部分でも、端にカバープレートをかぶせるのではなく板金を折り返すことで、すっきりした見た目に仕上げています◎

160427獅野邸施工レポート-屋根工事(折り返し)(小).jpg


雨水を流す樋(とい)は正面から見えないよう内側に箱樋を作っています。
屋根が複雑になっている部分は箱樋も複雑な作りになっています。
板金だけでは雨水が中に入る危険があるので、FRPでしっかり防水しています◎

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屋根で大事になってくるのが「水の流れ」です。水が溜まってしまうと雨漏りするため、勾配(傾き)をつけて水が溜まらないようにしなければなりません。
こちらは大きい屋根と小さい屋根のぶつかる部分がV字になっており、そのままでは底に水が溜まってしまいます。そこでV字の奥行きに勾配をつけ、水が写真の手前から向こう側へ流れるように工夫しました◎

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今回の屋根の中では庇部分にあたる屋根を「平葺き」という方法で施工しています。普通の屋根よりも施工に時間はかかりますが、手間をかけて作るこだわりの屋根となっています!

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今回は、デザインはもちろん、お施主様が快適に暮らせるよう雨仕舞など細かいところまで配慮されているS邸の屋根についてご紹介いたしました◎